2014年3月5日水曜日

【OC記録】AMD FX-8350 オーバークロック小記録

 AMDのBlack Edition CPUでOCし始めたのがPhenom II X4 960Tの6コア化からという私ですが、FX-8150を当のオーバークロックで失って現在後任のFX-8350が頑張っております。

 今まで、FX-8150の時と同じような設定でFX-8350も軽いOCをしていたのですが、ここで更なるクロックアップのために現在のOC設定を少しまとめてみたいと思います。


§ メインマシン環境                                          


【CPU】AMD FX-8350 @4.6GHz(OC)

【RAM】ADATA AX3U1600GC4G9-2G (DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組)
【M/B】ASUS CROSSHAIR V FORMULA/THUNDERBOLT (ATX, Socket AM3+, AMD 990FX + SB950 Chipset)
【CPUクーラー】ENERMAX ELC240
【SSD】CFD CSSD-S6T128NHG5Q
【HDD1】WDC WD10EARX (1TB)
【HDD2】WDC WD20EARX (2TB)
【HDD3】WDC WD30EZRX (3TB)
【HDD4】WDC WD20EZRX (2TB)
【HDD5】WDCWD40EFRX (4TB)
【DVD】LITEON製DVDドライブ
【VGA1(SLI)】GIGABYTE GV-N570OC-13I (Rev. 2.0)
【VGA2(SLI)】ZOTAC GeForce GTX570 1280MB DDR5 (ZT-50207-10M)
【ケース】Corsair Carbide 400R CC9011011-WW
【PSU】オウルテック Xseries XM SS-1250XM
【オンボードサウンド】Creative SupremeFX X-Fi 2
【サウンドカード】ASUS THUNDERBOLT(USB)

マザーボードがASUSのUEFI BIOSで、CPU Load line Calibration(LLC)やCPU Over-Current Protection などCPU VCoreや電流制御における機能も使っていきます。



§ オーバークロック設定値                                      


 それでは、OC設定値の詳細です。自分のための備忘録としても書いておきます。



CPU Bus 周波数およびクロック倍率
 現在のOC設定は 200MHz×23.0倍の4600MHzです。現段階でOCクロックを探ったところ、安定して動作するのがこのクロックまでであったためです。


CPU VCore関連
 CPU VCoreはデフォルト値1.375Vから0.050Vだけ盛り安定動作しています。OS起動後のOpenHardwareMonitorからは1.428Vを示しています。


ディジタルVRM設定
  ここでCPU電圧レギュレーター部の制御項目です。ロードラインキャリブレーション(以下LLC)はCPUフルロード時のCPU VCore低下を抑え、なおかつVCoreを少し盛ってくれる機能のようです。このLLCをRegular設定のままにした場合、OCCTのCPU負荷テストフルロード時にCPU VCoreが設定値1.428Vから1.344Vまで低下してテストエラーとなりました。


CPU機能設定関連

AMD FX-8350のCPU機能には上の図のようなものがありました。BIOSバージョンやマザーボードメーカによって異なるかもしれません。ASUSのAMD 970マザーと本マザーでは同じ項目でした。 SVM機能は使わないので無効にしています。よく言われるのが「HPC mode」と「Apm Master Mode」の有効無効ですが、HPC Modeを有効にしたところCPUのステートが

P0: 4000MHz
P4: 1400MHz
だけになるようです。AMD FX CPUの仕様と言われているCPUやVRM過熱によるダウンクロックには私も苦しみましたが、AMD 970の比較的簡素なマザーではHPC Modeを有効にしてもダウンクロック病を解決することはできませんでした。本AMD 990FXマザーでは240mmラジエータの簡易水冷クーラーを導入したこともあってか、CPU温度を60℃程度まで抑えられているためにダウンクロックは発現していません。 
 これも良く言われている「Apm Master Mode」ですが、本機能をONにするとCPUフルロード時に比較的低いCPU温度でもダウンクロックが発生しました。これではCPUの本来の処理機能を発揮しきれず、ベンチマークのスコアはおろか、エンコードの速度もダダ下がりでした。

OC条件の値を以下の表と図にまとめました。



表 FX-8350 OC条件
 項目  値 
 ベースクロック  200MHz 
 CPUクロック倍率  23倍 
 CPU動作クロック(P0ステート)  4600MHz 
 CPU VCore  1.425V (1.375 + 0.050 V) 


DIGI + VRM 設定

§ OCCT負荷テスト試験結果                                    

 今まで安定して動作していた環境なので、今回新たにテストしたOCCT負荷テストは10分と短縮しました。大体CPUコア温度が飽和に達するのが8分程度であるのでこの条件で負荷試験を行いました。

OpenHardwareMonitorによるテスト開始前と開始後のVCoreおよびCPU温度が以下の図になります。「Min」の列がテスト開始前の最小値で、「Max」がテスト中の最高値を示しています。


 次の図がCPU温度の時間変動となります。



CPU温度は最高で57℃。60℃以下に抑えられていれば良好な結果と見ています。ただ、CPU:LINPACKテストでは更に温度が上昇すると思われ、これから春先から夏になるとフルロードはどうなるか…クーラーをELC240に変更してから初の夏場ですから挑んでいきましょう。

§ まとめ                                                

 今回のオーバークロック設定値備忘録での重要な点は、
200NHz × 23.0倍 = 4600MHzにて、
CPU VCore: デフォルト1.375V + 0.050V
VRM設定: CPU LLCが Ultra High、CPU Over-Curent Protectionが130% 
 にて動作したという前例でしょう。備忘録として覚えておきます。
多くやり込んでる方々は更に詰めた設定で高クロックを実現なさっていますから、参考にしていければと思います。


それでは今回はこの辺りで失礼します。